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> 美の巨人たち「藤田嗣治 秋田の行事」 BSジャパンで7月22日放送!! 

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2012.06.25
 6月23日、テレビ東京で放送された「美の巨人たち 『藤田嗣治 秋田の行事』」が、7月22日(日)(夜7時30分~8時)にBSジャパンで放送されます。テレビ東京系列局がなく、視聴出来なかった地域の方もご覧になれます。

 パリを舞台に、「乳白色の肌」で一世を風靡した藤田嗣治が、その絶頂期に、描いた壁画「欧人日本への渡来の図」。
 その後、藤田はパリでの栄光を捨て、2年に及ぶ南米への放浪の旅に出かけ、メキシコで壁画運動と出会い、感銘を受けた。
 帰国した藤田は、秋田の資産家・平野政吉から美術館建設構想を聞き、そこに飾る壁画を制作することになった。
 藤田は半年掛け、構想を深めていき、174時間という驚異的なスピードで、縦3.65メートル、横20.5メートルの大壁画を完成させた。
 完成した絵には、パリ時代の「乳白色」は見当たらず、秋田の人々の暮らし、熱狂の祭りが鮮やかな色彩で描かれていた ― 。
 放浪の旅を終え、藤田が得たものは何であったのか ― 。
 大壁画「秋田の行事」に込められた藤田の思いに迫ります。

 番組では、「眠れる女」などに見られる藤田の「乳白色」の技法を再現したり、「秋田の行事」の両脇が少しずつ迫り出し、湾曲している理由にも迫っています。正面に立って観ると、絵が右奥、正面奥、左奥へとパノラマのように見えるのです。藤田画伯はこの臨場感を狙っていたようです。

 6月23日(土)(夜10時~10時30分)のテレビ東京の放送終了から24時間で、下記の当ブログ関連サイトに、前日比約60倍のアクセスが全国各地からありました。大きな反響があったようです。
 視聴出来なかった藤田嗣治ファン、美術愛好の方、是非ご覧ください。


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藤田嗣治は、壁画「秋田の行事」が完成した当時から、美術館は、自然光による採光形式にしたいという意向を持っていた。
1963年、平野政吉の親族に渡した美術館のイメージ図にも、壁画を大空間に展示し、上方から自然光を取り入れるよう描かれている。
1966年5月、美術館建設の報告に訪れた平野政吉に、美術館の屋根は採光の形式にするよう、助言している。

(参照 … 発見された「幻の藤田美術館」の設計図と、現県立美術館への藤田の助言を示すメモと手紙
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開催中の企画展「藤田嗣治の祈り 平野政吉の夢」 …… 「なぜ この美術館が閉館なのか?」という疑問

(2015年9月)



新県立美術館に移された「秋田の行事」を観た方々から、

以前より展示室が狭くなった。
「秋田の行事」が、窮屈で縮んで見える。
階上の左右から見ることが出来なくなった。
照明の照り返しがきつい。
2階から見ると目線から高すぎる。3階から眺めると壁画が低すぎる。
展示室に奥行きがなく、この壁画の迫力が全く感じられない。
以前は圧倒するほどの存在感があったが、この絵の輝きが失われた。
新しい建物の現代的な感じと秋田の行事が違和感ある。
あそこへ行きさえすれば、という大きな拠り所が失われた。

などの声が上がっています。
(2014年2月)




 「秋田の行事」は8月31日に、平野政吉と藤田嗣治が一体となり建てた現県立美術館(平野政吉美術館)から移設されました。これは、世界に誇れる貴重な文化遺産を崩壊させる、非常に愚かな行為であり、一秋田県民として、強く非難致します。
(2013年8月31日)



 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、建物を活用を検討していながら、2013年6月30日で閉館扱いとなりました。
 平野政吉と藤田嗣治が一体になり、実現させた現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、後世の人々、美術愛好家、若者達、藤田嗣治ファンのためにも残すべきです。
(2013年8月1日)



 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)の大展示室は、「秋田の行事」のためにレオナール・フジタ(藤田嗣治)が助言したものです。
 

 ― 藤田は、「秋田の行事」を礼拝堂のような大空間で観るよう助言し、建物の上方から自然光を採り入れ、壁画に降り注ぐよう助言しました。また、壁画を床から1.8メートルの位置に上げ、両端を少しずつせり出して据え付けたのも、臨場感を狙い、藤田がこの絵に最も良い展示方法を指示したものです。藤田の理念が強く反映されている美術館、展示室は後世に伝えていくべきです。
(2013年5月15日)


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