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2013.08.27
建築家・安藤忠雄氏の講演会が、昨年、一昨年に続き、三年連続で秋田市で開催されるとのことである。今度は、新秋田県立美術館オープン記念だそうだが、昨年は竣工記念、一昨年も新県立美術館の設計者ということで開催されている。テーマは一昨年が「地方都市の可能性を探る」、昨年が「生き残りをかけて街づくりを考える」、今年が「地方都市は生き残りをかけて」と似通ったものばかりのようだ。また、全国各地で開催されている講演会を見ても、「地方都市の生き残りをかけて」、「◯◯に可能性はあるか」、「生き残りを賭けて」、「可能性について」、「生き残りをかけて考える」… など類似した題目が多い。日本全国が危機的状況にあり、それ故、氏の建築、発想が必要だということか。それにしても秋田県では三年連続と異常に多い。大先生の美術館+講演会ビジネスに協力している感すらある。各地の講演会の中には、1000円の参加費用を取り、高額の講演料に充てている所もあるが、秋田県では全て無料だ。公平性を考え、参加者負担にすべきではないのか。プロボクサーなどを経験した後、独学で建築家となり、斬新さを感じさせるデザインで、世界的に評価された安藤氏だが、国内の専門家達では必ずしも高く評価されていないとも聞く。新県立美術館の三角螺旋階段は不便なだけだし、水庭越しの千秋公園の風景をわざわざ見たいとも思わない。造形美の表現なら自らの金を使ってすべきである。




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藤田嗣治が助言した平野政吉美術館の採光
発見された藤田嗣治の日記と「秋田への思い」、「秋田の行事」、「美術館建設」




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藤田嗣治は、壁画「秋田の行事」が完成した当時から、美術館は、自然光による採光形式にしたいという意向を持っていた。
1963年、平野政吉の親族に渡した美術館のイメージ図にも、壁画を大空間に展示し、上方から自然光を取り入れるよう描かれている。
1966年5月、美術館建設の報告に訪れた平野政吉に、美術館の屋根は採光の形式にするよう、助言している。

(参照 … 発見された「幻の藤田美術館」の設計図と、現県立美術館への藤田の助言を示すメモと手紙
平野政吉美術館(秋田県立美術館)の採光について
開催中の企画展「藤田嗣治の祈り 平野政吉の夢」 …… 「なぜ この美術館が閉館なのか?」という疑問

(2015年9月)



新県立美術館に移された「秋田の行事」を観た方々から、

以前より展示室が狭くなった。
「秋田の行事」が、窮屈で縮んで見える。
階上の左右から見ることが出来なくなった。
照明の照り返しがきつい。
2階から見ると目線から高すぎる。3階から眺めると壁画が低すぎる。
展示室に奥行きがなく、この壁画の迫力が全く感じられない。
以前は圧倒するほどの存在感があったが、この絵の輝きが失われた。
新しい建物の現代的な感じと秋田の行事が違和感ある。
あそこへ行きさえすれば、という大きな拠り所が失われた。

などの声が上がっています。
(2014年2月)




 「秋田の行事」は8月31日に、平野政吉と藤田嗣治が一体となり建てた現県立美術館(平野政吉美術館)から移設されました。これは、世界に誇れる貴重な文化遺産を崩壊させる、非常に愚かな行為であり、一秋田県民として、強く非難致します。
(2013年8月31日)



 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、建物を活用を検討していながら、2013年6月30日で閉館扱いとなりました。
 平野政吉と藤田嗣治が一体になり、実現させた現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、後世の人々、美術愛好家、若者達、藤田嗣治ファンのためにも残すべきです。
(2013年8月1日)



 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)の大展示室は、「秋田の行事」のためにレオナール・フジタ(藤田嗣治)が助言したものです。
 

 ― 藤田は、「秋田の行事」を礼拝堂のような大空間で観るよう助言し、建物の上方から自然光を採り入れ、壁画に降り注ぐよう助言しました。また、壁画を床から1.8メートルの位置に上げ、両端を少しずつせり出して据え付けたのも、臨場感を狙い、藤田がこの絵に最も良い展示方法を指示したものです。藤田の理念が強く反映されている美術館、展示室は後世に伝えていくべきです。
(2013年5月15日)


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ご挨拶 … 現秋田県立美術館(平野政吉美術館)を、藤田嗣治「秋田の行事」、藤田嗣治作品の恒久的な展示、鑑賞の場に
平野政吉と藤田嗣治の交友の歴史
現秋田県立美術館(平野政吉美術館)の丸い採光窓

提言:新秋田県立美術館は、収蔵作品を持たない企画展に特化した美術館にすべきである。
現秋田県立美術館の展示室が優れているこれだけの理由


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  • 2013.08.27(00:00)|コラム||TOP↑
    2012.06.09
     建築家・安藤忠雄氏の講演会が、7月22日に、県の主催でまたもや行われると言う。安藤氏の講演会は、昨年7月8日にもあったばかりで、県の主催ではなかったが2009年5月10日にも秋田市であった。新秋田県立美術館の設計者であったと言う理由からだと思うが、これほど頻繁に行われると、この新県立美術館の新築は、一体何のため、誰のためのものであったのか、改めて考えさせられる。安藤忠雄氏はとにかく講演会の多い人である。無論、依頼を受けたからであろうが、今年の4月~6月だけで、予定も含め、17件の講演を行っている。調べてみると、昨年一年間だけで74件の講演会に出演している。講演料は1件あたり100万円~150万円が相場のようなので、年間では7400万円~1億1100万円か。講演会と再開発事業や美術館建設がセットになっている例も多い。山梨県北社市、清春芸術村の「光の美術館」建設でも昨年の完成記念講演に続き、今年4月29日に開館1周年記念講演会が行われている。特定の建築家を偏重する風潮は改めるべきではないか。剥き出しのコンクリートに寒々とした印象を持つ人も多い。新しい街づくりの主役は、建築家や建物ではない。「安藤忠雄氏なら進めたい」と前知事が表明し、県民の見直し要求を無視し、「安藤氏による計画を白紙にすれば、県の信頼が失われる可能性がある」との理由で、現知事が進めたこの再開発、新美術館建設は誰のためのものであったのか。


    (参考) 安藤忠雄 講演会情報  安藤忠雄 講演料金の目安

    新県立美術館建設は何のため、誰のためであったのか、疑問に思う方、クリックを
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    現秋田県立美術館(平野政吉美術館)について


     現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、移転の必要がない。この美術館から、大壁画「秋田の行事」を始めとする藤田嗣治作品を移設することは、建物と藤田嗣治作品の文化的価値を損なうものであり、同時に秋田県、秋田県民の利益を損なうものである。
     現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は従来通り、平野政吉が生涯を懸け収集した藤田嗣治作品の展示、鑑賞の場として末永く後世に伝えるべきである。





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    藤田嗣治「秋田の行事」の展示に最善の場所







    藤田嗣治は、壁画「秋田の行事」が完成した当時から、美術館は、自然光による採光形式にしたいという意向を持っていた。
    1963年、平野政吉の親族に渡した美術館のイメージ図にも、壁画を大空間に展示し、上方から自然光を取り入れるよう描かれている。
    1966年5月、美術館建設の報告に訪れた平野政吉に、美術館の屋根は採光の形式にするよう、助言している。

    (参照 … 発見された「幻の藤田美術館」の設計図と、現県立美術館への藤田の助言を示すメモと手紙
    平野政吉美術館(秋田県立美術館)の採光について
    開催中の企画展「藤田嗣治の祈り 平野政吉の夢」 …… 「なぜ この美術館が閉館なのか?」という疑問

    (2015年9月)



    新県立美術館に移された「秋田の行事」を観た方々から、

    以前より展示室が狭くなった。
    「秋田の行事」が、窮屈で縮んで見える。
    階上の左右から見ることが出来なくなった。
    照明の照り返しがきつい。
    2階から見ると目線から高すぎる。3階から眺めると壁画が低すぎる。
    展示室に奥行きがなく、この壁画の迫力が全く感じられない。
    以前は圧倒するほどの存在感があったが、この絵の輝きが失われた。
    新しい建物の現代的な感じと秋田の行事が違和感ある。
    あそこへ行きさえすれば、という大きな拠り所が失われた。

    などの声が上がっています。
    (2014年2月)




     「秋田の行事」は8月31日に、平野政吉と藤田嗣治が一体となり建てた現県立美術館(平野政吉美術館)から移設されました。これは、世界に誇れる貴重な文化遺産を崩壊させる、非常に愚かな行為であり、一秋田県民として、強く非難致します。
    (2013年8月31日)



     現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、建物を活用を検討していながら、2013年6月30日で閉館扱いとなりました。
     平野政吉と藤田嗣治が一体になり、実現させた現秋田県立美術館(平野政吉美術館)は、後世の人々、美術愛好家、若者達、藤田嗣治ファンのためにも残すべきです。
    (2013年8月1日)



     現秋田県立美術館(平野政吉美術館)の大展示室は、「秋田の行事」のためにレオナール・フジタ(藤田嗣治)が助言したものです。
     

     ― 藤田は、「秋田の行事」を礼拝堂のような大空間で観るよう助言し、建物の上方から自然光を採り入れ、壁画に降り注ぐよう助言しました。また、壁画を床から1.8メートルの位置に上げ、両端を少しずつせり出して据え付けたのも、臨場感を狙い、藤田がこの絵に最も良い展示方法を指示したものです。藤田の理念が強く反映されている美術館、展示室は後世に伝えていくべきです。
    (2013年5月15日)


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    提言:新秋田県立美術館は、収蔵作品を持たない企画展に特化した美術館にすべきである。
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  • 2012.06.09(01:30)|評論||TOP↑
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